筋トレのやる気はなぜ続かないのか?筋トレ中毒になるまでの5つのステップ

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筋トレ中毒
筋トレを始めた時点では、誰もが「カッコいいカラダになった自分」を思い描くものです。事実正しいやり方で一定期間筋トレを続ければ、ほとんどの人が今よりもカッコいいカラダになることができます。

筋トレにどっぷりとハマり、「筋トレなしの生活は考えられない」という筋トレ中毒者になれば、そうでない人よりも早く理想的な体型を手に入れられます。筋トレ中毒になることは、理想的な体型への近道なのです。

しかし多くの人が筋トレ中毒者になる前に、もしくは今よりカッコいいカラダを手に入れる前に筋トレへのやる気を失ってしまい、元の体型や生活に戻ってしまいます。これはなぜなのでしょうか?

ここではその理由を解説するとともに、筆者が筋トレ中毒者になるまでの間にたどった5つのステップを紹介します。理想的な体型へのファストパスを手にいれるための参考にしてください。

※本記事における「筋トレ中毒」は正式な病名等ではなく、「筋トレが好きすぎてたまらなくなってしまうこと」を指すものです。

筋トレ中毒者になる3つのメリット

メリット

「食中毒」「アルコール中毒」「ニコチン中毒」など、中毒と名のつくものでメリットのあるものは多くありません。

しかし筋トレ中毒に限っては、多くのメリットを得ることができます。以下ではそのうち3つを挙げて解説します。

1.筋肉がつき、健康になる

前述したように筋トレ中毒は理想的な体型への近道です。

  • 飲み会で会社の愚痴を言い合ってストレスを発散するより、筋トレでストレスを発散した方が気持ち良い
  • 暴飲暴食でストレス解消を試みて次の日胃腸の調子を悪くするより、筋トレでストレス発散する方が気持ち良い

こうした思考は筋トレ中毒の初期症状ともいえるものです。

この思考に基づいて行動しているうちに、徐々にカラダのフォルムは変化し始め、体調も良くなっていきます。

2.筋トレの時間は、自信を作る

「自信」は「自分で何かを決めて、行動できる」「自分は成長できる」「自分で何かを変えられる」といったことを実感するたびに強化されます。筋トレはそのための習慣としてこのうえない効果を発揮します。

仮にある人がそれまで友人の誘いや不健康な娯楽への誘惑に惑わされていたとします。この人が筋トレを始めると、そうした誘惑を自分の判断で断って「筋トレをする」という選択を繰り返すようになります。

するとその都度「自分で何かを決めて、行動できる」という実感を得られるのです。筋トレでの重量や回数が増えていけば「自分は成長できる」という実感が得られますし、体型が変わっていけば「自分で何かを変えられる」という実感も得られます。

筋トレは「力持ちである」という自信ももちろん作りますが、こうした根源的な自信にもつながるのです。

3.身体能力が高まり、人生が充実する

筋トレ中毒者になった頃には、以前に比べて身体能力が高まっているのは間違いありません。重いものを持ったり背負ったりすることへの抵抗もなくなりますし、心肺機能も向上しているので長時間立っていたり歩いたりすることもできるようになっています。

すると例えば旅行したときにも、これまでは1日で2〜3ヶ所回るだけで疲れていたのが、「あそこと、ここも行ってみよう」という気になります。色々なところに行けるということは、色々な体験ができることであり、そこで色々な人に出会うことでもあります。これらは自ずとこれまで以上に人生を充実させます。

すなわち筋トレ中毒になれば人生さえも充実するのです。

そもそも筋トレのやる気は続かない

下がる

大きなメリットのある筋トレ中毒ですが、冒頭でも触れたようにそこまでの道は平坦ではありません。多くの人が筋トレ中毒への道半ばにしてやる気を失ってしまうからです。

以下ではその理由と、やる気を持続させるために必要な要素について解説します。

筋トレは「ホメオスタシス」に反する行為

実は人間の生物学的なメカニズムに当てはめて考えると、筋トレのやる気が続かなくても当たり前だという答えが出てしまいます。

人間の脳は「ホメオスタシス(恒常性)」という性質を持っています。これは簡単にいうと「別に頑張らなくても生きていけるなら、頑張らない」というものです。生物としての人間には、こうした怠け癖があるのです。

このホメオスタシスを前提に筋トレを考えてみると、筋トレは反ホメオスタシスそのものです。

通常の生活では持つことのない重量のダンベルを持ち上げたり、ゆっくりと下ろしたりするうえ、自分の限界を追求して頑張らなくてなりません。でなければカッコいいカラダは手に入らないからです。

しかしそもそもこの「カッコいいカラダになる」という目的自体、ホメオスタシスの怠惰な性質とは相入れません。

つまり筋トレのやる気は続かなくて当たり前なのです。

脳がやる気を出すために必要な4つの要素

しかし人間にはホメオスタシスのような「このままでいられるなら、このままでいたい」という後ろ向きな欲求以外にも、「承認欲求(他者に認められたい、つながりたい)」や「自己実現欲求(自分の能力を活かして創造的な活動がしたい)」といった前向きな欲求もあります。

この前向きな欲求こそがいわゆる「やる気」とか「モチベーション」といわれるものです。

筆者の経験上、後者の頑張ることへのモチベーションが前者のサボることへのモチベーションを上回るためには以下の4つの要素が必要です。

1.目標

目標はすなわち自己を実現した後の状態です。

そのため目標が具体的であればあるほど、自己実現欲求が高まり、やる気が出ます。

筋トレの場合はYouTube、Twitter、Instagramなどを活用して、自分が理想的だと思う筋トレYouTuberやトレーニー(筋トレをする人)の写真や動画を見るなどすれば、具体的なイメージがつかめます。

2.結果

頑張っても結果が伴わなければ、どんな努力家も努力をやめてしまいます。

したがって筋トレの習慣を継続して中毒者になるためには、必ず結果の出るやり方もしくは結果が確認できるやり方をしなければなりません。

何も考えずにがむしゃらにやるのは禁物です。

3.変化

結果はやる気を継続させますが、筋トレの結果は今日やって明日出るというものではありません。

停滞期に入れば数ヶ月結果が出ないことさえあります。この期間を乗り越えるために必要となるのが変化です。

筋トレの環境を変えたり、種目を変えたりといった工夫が気分を一新し、やる気を引き出してくれます。

4.快楽

違法なドラッグなどに依存性があるのは、それらによって脳が「気持ち良い」と感じるからです。

つまりこれと同じ状態を筋トレで作り出せば、あっという間に筋トレ中毒者のできあがりです。

筋トレは基本的に苦行的要素が強いため、筋トレと気持ち良いをつなげるのは難しいのですが、うまくいけば確実に筋トレ中毒者になれます。

以下ではこれら4つの要素を含む具体的なやる気アップの方法を、筆者の経験を交えながら5つのステップに分けて解説します。

ステップ1:とにかく本気で「3ヶ月」続ける

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最初の結果は「3ヶ月」で出る

トレーニーが実感する結果は様々です。以前より高重量・高回数を挙げられるようになったとか、痩せて筋肉の形がわかるようになったとか、「コンテストでの優勝」が結果だという人もいるでしょう。

筆者の場合、最初に実感した結果は「自分のカラダの変化の自覚」でした。見たことのない筋肉が二の腕についているなとか、胸の形がくっきりしたなとか、そういう漠然としたものだったのです。

しかしこの変化は「筋トレは、頑張ればちゃんと成果が出る!」と確信するには十分でした。その証拠に筆者は「じゃあ、もっと頑張ったらどうなるんだろう?」「どうしてここの筋肉はあまり変わってないんだろう?」と考え始め、さらなる筋トレの改善と努力にのめりこんでいきました。

ここまでの結果を出すのに必要な時間が3ヶ月です。何もこれは筆者が考え出したものではなく、3ヶ月とは多くのトレーナーが「初心者が結果を実感するまでに必要な期間」として提示する目安期間となっています。

もちろんダラダラと3ヶ月続けるのではなく、毎回のトレーニングに全力でぶつかってこそ結果につながります。しかしその原則さえ守るのであれば、トレーニング方法はどんなものでも構いません。

いきなりダンベルやバーベルなどの筋トレグッズを購入してもいいですし、続かなかった時のことを考えて筋トレにハマるまではジムに行くという考え方でもOKです。あるいはひとまず自重トレーニングだけに絞り込んで鍛えるのもありでしょう。

とにもかくにも3ヶ月続けることが大事です。自分が3ヶ月続けられると思う最善の方法を選ぶようにしましょう。

3ヶ月間やる気を持続させるための3つの方法

ただ、この3ヶ月間さえやる気が続かないという人も少なくありません。そういう人には以下の3つの方法がおすすめです。

1.自分で納得のいくメニューを組む

ネットやYouTubeなどで調べながら「この種目で背中を鍛えて、この種目で胸を鍛えて……」と、自分なりのメニューを組んでみましょう。

自分の頭で納得したメニューを組むと、必ず結果が出るかを確かめたくなります。それを確かめるためには筋トレをする必要があるので、比較的やる気が持続しやすくなります。

2.カラダと筋トレの記録をつける

カラダの記録とは下着だけになって鏡の前で写真を撮ることです。

カッコいいポーズを決める必要はありません。毎日でも毎週でも、毎月でも良いのでカラダの記録をとっていくと、変化をより視覚的に実感できるので、モチベーションアップにつながります。

また種目と重量、回数をノートやエクセルなどに筋トレの記録を残しておくと、自分が持ち上げられる重量と回数がぐんぐん伸びていることを実感できます。これもまたやる気につながります。

筆者は「RecStyle」というアプリに体組成計で計測した体重と体脂肪率を毎日記録しています。このアプリは1週間単位、1ヶ月単位のデータの傾向をグラフ化してくれるため、大まかな体重・体脂肪率の把握に役立てています。

3.3ヶ月後の筋トレの目標を設定する

「3ヶ月後に腕立て伏せ20回×3セットできるようになる」「3ヶ月後にスクワットで40kgを挙げる」など具体的な数値目標を設定しておくと、ゴールがイメージしやすくなり、やる気アップにつながります。

この際注意したいのは「3ヶ月後に筋トレYouTuberのようなカラダになる」といった無謀な目標にしないこと。

あくまで3ヶ月で達成できる目標を設定しましょう。

ステップ2:「楽しくない種目」を変更する

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非筋トレ中毒者に「楽しくない種目」は不要

最初に自分で納得して組んだメニューを3ヶ月続けたら、やる気にブーストをかけるために変化を加えましょう。それがステップ2の「楽しくない種目の変更」です。

例えば筆者の場合、このタイミングで上腕三頭筋のメニューから「トライセップスキックバック」を外し、その代わり「ダンベルフレンチプレス」を新しく加えました。理由はトライセップスキックバックでの取り扱い重量が一向に伸びず、しかも上腕三頭筋への刺激があまり感じられなかったからです。

「そんなことでメニューを変えていいのか?」と思うかもしれません。しかし筆者は非筋トレ中毒者に「楽しくない種目」は不要だと考えています。

なぜなら楽しくない種目を延々続けると「筋トレ=楽しくないこと」と頭に刷り込まれてしまい、筋トレそのものをやめてしまう危険があるからです。それくらいなら別種目に切り替えてしまって、「筋トレ=楽しいこと」というイメージを守ることの方が重要です。

心配しなくても筋トレ中毒者になれば、そのとき楽しくないからとメニューから外した種目も楽しめるようになります。なぜ取り扱い重量が伸びなかったのか、なぜ目的の筋肉に刺激が感じられなかったのかが、初心者の頃に比べてわかるようになるからです。

実際筆者の上腕三頭筋の現在のメニューには、トライセップスキックバックが復活しています。

楽しくなくても変えてはいけないルール

しかしどんなに楽しくなくても、変えてはいけないルールがあります。それは「全身をバランスよく鍛えること」です。

例えばキツいからといって脚の筋トレをサボってしまうと、上半身に対して下半身が細くなってしまい、カッコいいカラダとはかけ離れたスタイルになってしまいます。

効かせるのが難しいからといって背中の種目を胸の種目に対して少なくしてしまうと、見た目のバランスが崩れるだけでなく、猫背や肩こりの原因にもなってしまいます。

楽しくない種目を外したら、代替となる種目を別に組み込む。これがステップ2における重要なルールです。

ステップ3:筋トレグッズを買い足す(もしくは買い始める)

ダンベル・フラットベンチ

ステップ2における2つの重要な狙い

次のステップは「筋トレグッズをすでに買っている人は新たな筋トレグッズを買い足す」「保険のためにジム通いしていた人や自重トレーニングから始めていた人は買い始める」です。

これには大きく2つの狙いがあります。

1.筋トレのバリエーションを増やし効率化を実現

例えばチンニングスタンドを買うと、広背筋の種目にチンニングが加わり、デッドリフトやワンハンドダンベルローイング以外の方法で鍛えられるようになります。

あるいはそれまでダンベル1つでやっていた人が、もう1つダンベルを買うと、それまで片手ずつしかできなかった種目を両手で行えるようになります。新しい器具を買うと、単純に筋トレの質を向上できるようになるのです。

2.筋トレに変化を加えてマンネリ化を防ぐ

筋トレのバリエーションが増えるということは、それだけメニューの組み方の可能性も増えるということで、それはすなわち筋トレに変化を加えやすくなるということです。

それまではダンベルベンチプレスダンベルフライだけで胸の筋トレメニューを組んでいた人がバーベルを買えば、バーベルベンチプレスとダンベルフライの組み合わせや、バーベルベンチプレスとバーベルリバースベンチプレスというバーベルだけの組み合わせも可能になります。

この2つの狙いが果たされれば、間違いなくやる気は継続します。だから筋トレグッズを買い足す(もしくは買い始める)のです。

検討するべき3つの筋トレグッズ購入パターン

しかし無計画に筋トレグッズを買い足していくと、グッズごとに機能が重複してしまい、前述の2つの狙いを中途半端にしか達成できない可能性があります。

そこで以下に検討するべき筋トレグッズ購入パターンを3つ提示しておきます。買い物の際の参考にしてみてください。

1.部屋の広さに限りがある場合

買う順番 買うもの 考え方
1 ダンベル(1つ目) 部屋が狭いのなら場所を取らないダンベルがマストバイ。
2 ダンベル(2つ目) ダンベルは2つあると格段に筋トレの質が上がる。
3 フラットベンチ 丈夫なフラットベンチは、筋トレの質を上げる。

筆者が筋トレを始めてから半年ほどでたどった購入パターンです。部屋の広さに限りがある場合は、とにかく「場所をとらない」が至上命題になります。その意味でこの3つの筋トレグッズはベストな選択といえます。

ダンベルが1つあれば重量の問題さえ除けば、全身を鍛えられます。ただし1つしかないと上半身の種目は全て片腕ずつやらなくてはなりません。重量を組み替えるのもかなりの手間です。そこでもう1つダンベルを購入すると、格段に筋トレがしやすくなります。

また椅子や手頃な台を使えばフラットベンチも代用できます。しかしやはり専用のフラットベンチの方がより快適に筋トレできるため、ある程度筋トレにハマったら購入をおすすめします。

ただダンベル種目はバーベル種目に比べて難易度が高いため、結果をより早く求める場合はベストではありません。「場所をとらない」が至上命題にならない場合は、次の購入パターンをおすすめします。

ちなみに筆者はこのあと「チンニングスタンド」「バーベルセット」「ベンチセーフティ」の順に購入。その後も種類を増やし続けた結果、今では結局部屋の大半を筋トレグッズが占めています。

2.部屋の広さにある程度余裕がある場合

買う順番 買うもの 考え方
1 バーベルセット ダンベルよりバーベルの方が初心者向け。
2 フラットベンチ バーベルセットとほぼ同時の購入がおすすめ。床などでも代用できるが、快適性が全く違う。
3 ベンチプレス台 ある程度重量が大きくなると、ベンチプレス台がないと筋トレができなくなる。

もし部屋の面積に余裕がある場合は、こちらの購入パターンがおすすめです。

前述したように初心者にとってはダンベル種目よりもバーベル種目の方が習得しやすいため、まずはバーベルセットを購入します。

しかし快適にベンチプレスをするためにはどうしてもフラットベンチが必要になります。のちのちダンベルを購入する場合にも、フラットベンチがあった方が筋トレのバリエーションが広がるので、この時点で購入します。

取り扱い重量が大きくなってくると、ベンチセーフティなしでのベンチプレスでは危険になってきます。またスクワットで頭の後ろにバーベルを担ぐためには、一度頭の上を通す必要がありますが、これも高重量になると不可能になります。結果、ある程度ラックの高さがあるベンチプレス台を購入することになります。

なお、スクワットを本格的にやる場合は別途スクワットラックの購入をおすすめします。

3.自重オンリーで攻める場合

買う順番 買うもの 考え方
1 チンニングスタンド ドアなどの損壊リスクを考えると、購入しておくのが無難。一定以上の価格のものを選ぶ。
2 ディップスタンド チンニングスタンドに備わっているディップスバーが合わない場合に購入。
3 プッシュアップバー チンニングスタンドとディップスタンドで補えない、低い位置での負荷増強に役立つ。

最後はダンベルやバーベルなどのプレートを置きたくないという人におすすめの購入パターンです。

ダンベルもバーベルも買わないとなると、基本的に筋トレメニューは自重だけになります。自重トレーニングに器具は不要とはいえ、チンニングに関してだけは別問題です。

ドアや壁を使ってできないことはありませんが、家屋の損壊リスクを考えると、余り賢明とはいえません。そのためチンニングスタンドは買っておいた方がいいでしょう。

ディップスタンドは主に大胸筋と上腕三頭筋を鍛えるディップスを行うための筋トレグッズです。ディップスのためのバーはチンニングスタンドにもついていることがほとんどですが、幅を調整できないものも少なくありません。ディップスを極めたいという人は、別途ディップスタンドの購入をおすすめします。

最後のプッシュアップバーは主にプッシュアップの効果を高めるための筋トレグッズです。チンニングスタンドやディップスタンドでも代用可能ですが、やはり幅の調整ができません。自由に手の幅や角度を調整したいには、こちらのグッズの購入がおすすめです。

ただ自重トレには「ストリートワークアウト」という選択肢もあって、公園などの遊具を使って行う方法もあります。近くに遊具が充実した公園などがある場合は、そちらを利用するのもいいでしょう。

ステップ4:プロテインとクレアチンを買う

筋トレ初心者におすすめのサプリメントの効果 飲み方や飲むタイミングを解説

サプリメントとやる気の関係

ステップ2と3は一度やっておしまいというものではなく、何度も繰り返して通る道です。この2つをループしているだけでも、十分モチベーションの維持は可能です。

しかし結果が出るスピードをアップさせ、より早く筋トレ中毒者になる方法もあります。それがサプリメントの導入です。

筋トレにおいて栄養補給はトレーニング内容と同じかそれ以上の重要性を持っています。週に3回〜4回の頻度でストイックに筋トレしていても、毎日ジャンクフードばかり食べていれば、どうしても結果につながりくくなってしまいます。しっかり筋トレしたうえで、三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)などの摂取量と比率を考慮した食事を摂ることが、結果への最短ルートだからです。

しかし普通の食事だけで理想的な栄養補給を行うのは至難の技。そこでサプリメントが必要になる、というわけです。サプリメントでより早く結果が出れば、やる気がなくなってしまう前に再充填できます。

なぜ「プロテイン」と「クレアチン」なのか?

ただ、いわゆる筋トレ系サプリメントならなんでもいいというわけではありません。筆者が最初に買うサプリメントとしておすすめするのは「プロテイン」と「クレアチン」です。詳しい効果などはこちらの筋トレサプリの解説記事を参照していただくとして、端的に「結果を出すために一番安定した効果のあるサプリメント」だからです。

プロテイン

プロテインはタンパク質そのものなので、外食などで不足しがちなタンパク質を手軽に補給することができます。筋トレ系サプリメントには他にも様々な栄養素を含むものがありますが、何をおいてもタンパク質がなければ始まりません。

プロテインは、より早く筋トレの結果を実感したいトレーニー必携のサプリメントといえるでしょう。

クレアチン

一方クレアチンは無酸素運動時のパワーを発揮するために必要な栄養素を補給できるサプリメントです。

トレーニーが飲んでいれば、飲まない時よりも大きな重量を扱えるようになるため、筋トレの質を大きく向上させることができます。また、クレアチンは筋肉に蓄積されて多くの水分とくっつくので、筋肉にハリが出て見た目が良くなるという効果もあります。

筆者はプロテインこそ最初の頃から飲んでいましたが、クレアチンを購入したのは筋トレを始めてから4年近く経ってからでした。今思えば最初にクレアチンも購入していればよかったと感じています。

したがって理屈のうえでも、筆者の経験の面でも、ステップ4で購入するサプリメントにはプロテインとクレアチンをおすすめします。

ステップ5:仲間を見つける

仲間

筋トレにおける「良い仲間」と「悪い仲間」

筋トレは基本的に孤独な戦いです。どんなに誰かが応援してくれていても、ダンベルを挙げるのは自分自身だからです。

しかしそれは仲間を作っても無駄という意味ではありません。やはり張り合ったり、互いにアドバイスをし合う仲間がいた方が、やる気も持続します。

しかし多くの場面と同じく、筋トレにおいても「良い仲間」と「悪い仲間」が存在します。良い仲間とは前述したようにお互いを高め合える関係を指します。

最後まで自分を追い込むためのサポートをしてくれるトレーニングパートナーになってくれたり、筋トレについての情報交換ができるような仲間は良い仲間です。

これに対して悪い仲間とは、「今日はもうこれくらいにして飲みに行こう」などとサボろうとしたり、おしゃべりばかりして筋トレ中の集中を妨げたりするような人を指します。このような言動をする人が悪い人だと言いたいわけではありません。

しかし少なくとも悪い仲間との関係は、筋トレの結果を遠ざけ、モチベーションを低下させます。もし筋トレのやる気を持続し、結果を出したいのであれば、こういう人とは筋トレ以外の場面で会うべきでしょう。

「良い仲間」を見つける3つの方法

では良い仲間を見つけるためには、どうすればいいのでしょうか。

ここでは考えられる3つの方法を紹介します。

1.イチから既存の友人を教育する

筆者が実際に良い仲間と呼ばれる関係を作れたのは、この方法です。

まずめぼしい友人に自分の体を見せたり、自分の筋トレ方法を話したりして、「筋トレをやってみたい」と思ってもらいました。さらに初心者におすすめの筋トレメニューや筋トレ方法を懇切丁寧にレクチャーしたのです。

彼はもともと格闘技などの造詣が深かったため、ボディビルディングとは違う視点のトレーニング方法などに詳しく、筆者が彼から刺激をもらうことも少なくありません。

この方法のメリットとしては、すでに人間関係ができているため精神的な壁がない点が挙げられます。一方デメリットとしては、相手に筋トレにハマってもらうまでの手間と時間がかかる点です。

2.レベルの高いジムに行く

「ジムで筋トレをする」という選択肢がある人は、公民館などの敷居の低いジムではなく、アマチュアボディビルダーがトレーナーとして在籍しているようなレベルの高いジムに行くのも良いでしょう。

筋トレを教えてくれる師匠のような人と出会える可能性もありますし、切磋琢磨できるライバルが見つかる可能性もあります。

この方法のメリットは、最初から粒ぞろいのトレーニーの集団と出会える点です。

デメリットはなんといっても精神的な壁の高さでしょう。ただ筋トレをしている人たちは教えるのが好きな人も多いので、「教わりに行く」という気持ちでいけば快く受け入れてくれる可能性はあります。

3.SNSでつながる

InstagramやTwitter、YouTubeなどで筋トレの写真や動画をアップしている人にコンタクトをとり、関係を築いていく方法です。

憧れるようなカラダを持っているトレーニーにコンタクトをとってもいいでしょうし、自分とよく似たレベルの人にコンタクトをとってもいいでしょう。この方法は筆者も現在実践中で、憧れのトレーニーの動画やTweetに頻繁にコメントを残して、関係構築を試みています。

メリットとしては場所的な制約なしに関係を構築できることでしょう。SNSを活用すれば全国津々浦々、あるいは世界中のトレーニーと繋がることが可能です。

デメリットになるのはマナーの難しさやリアリティのなさです。SNSにもある程度共有されたマナーはありますが、人によっては同じ行為が失礼に当たったり、逆に自分が気分を害したりする場合もあります。

また実際に会えるようになるまでは、ネット上の関係になるため、リアルの関係ほどにはやる気につながらないかもしれません。

とはいえ場所的制約がないということは、このデメリットを補って余りあるメリットです。SNSをやっている人はぜひ活用してみてください。

まとめ:筋トレ中毒者になろう!

ここまで筋トレ中毒者になるための5つのステップを紹介してきましたが、これらのステップを踏まなければ絶対に筋トレ中毒者になれないというわけではありません。

「筋トレが好きで好きでたまらない!」という状態になるまでには、人それぞれのやり方があってしかるべきです。

でも自分なりの方法を試してみてもやる気が持続しなかったり、いまいち筋トレにハマりきれないときには、ぜひここで紹介したやり方を試してみてください。

きっともっと筋トレが好きになれるはずです。

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  • この記事を書いた人
直人鈴木

鈴木 直人

筋トレ歴4年のホームトレーニー。本業はライター。新しいサプリを試すときは、まずスポーツ栄養学の専門書から入るタイプです。実際に試したトレーニングや器具の効果、食事からサプリやプロテインについて、科学的根拠をもとに初心者にも分かりやすく解説します。

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