筋トレ初心者必見!レベルアップするために手に入れたい器具&グッズ10選

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筋トレ初心者必見!レベルアップするために手に入れたい器具&グッズ10選
本サイトでは以前「筋トレ初心者必読!まず買うべき2つのグッズとおすすめの自宅筋トレメニュー10選」と題して、筋トレ初心者は1セットのダンベルとフラットベンチをまず買うべしと提案しました。

しかし残念ながら、この2つだけでは筋トレのバリエーションや質に限界があります。そこで「もっと鍛えたい」「もう少し筋トレにお金をかけてみても良い」という人のために、筋トレをレベルアップするために手に入れたい器具&グッズを10個紹介します。

全て筆者が実際に購入し、4年~1年以上使っているものだけをピックアップしました。またなぜ必要なのか、どんなメリット・デメリットがあるのかについても説明しているので、自分の好みや状況に合わせて選んでみてください。

筋トレを効率化せよ!「2セット目のダンベル」

ダンベル
ダンベルセット、フラットベンチの次に購入しておきたいのが「2セット目のダンベル」です。「もうダンベルを持っているのに、まだ必要なの?」と思うかもしれません。

しかし1セット目のダンベルである程度筋トレをこなした人なら、種目によってダンベルの重量設定を変えるとき、意外と多くの時間がかかっていることに気づいているはずです。

スクリューカラー(ねじ式のカラー)をクルクルと回し、適切な重量に変更後、もう一度スクリューカラーを回して固定する。セット間のインターバル中にやるとしても、本来は筋肉を休めるための時間がほとんど重量変更に費やされてしまいます。

また「ドロップセット法」や「ジャイアントセット法」を試すときにも、いちいち重量変更していてはインターバルが長くなり過ぎてしまいます。

何よりの問題はその都度重量変更をする手間です。例えば「分割すべき?全身まとめて鍛えるべき?筋トレ初心者の自宅メニューの組み方とは」で紹介した、1回の筋トレで全身を鍛える全身法を実践するのに、1セットのダンベルでは少なくとも6回は重量変更が必要です。

これが分割法になれば、ダンベルカールとコンセントレーションカールのように部位によって取扱重量が近い種目も増えるので、比較的重量設定の回数は減りますが、それでも手間がかかることに変わりありません。

「それぐらい我慢できる」という人もいるかもしれません。筆者も初めはそう考えていました。しかし筋トレに慣れてくるにつれ、重量変更の頻度が増えるほど筋トレ中の集中力が削がれることに気づいたのです。

だからといって重量変更が必要な場面、例えば前のセットの重量が重過ぎて、重量を減らさなければならないようなときに、重量変更が面倒だからといってそのまま次のセットを行うわけにもいきません。

そこでよりクオリティの高い筋トレには2セット目のダンベルが必要だと考え、購入しました。ダンベルを複数セット持つことのデメリットは、コストと1セットの時よりも若干スペースが必要だという点ですが、これはごく小さな問題と考えて差し支えないでしょう。

2セット目のダンベルのメリット

  • 重量変更が効率化できる。
  • ドロップセット法・ジャイアントセット法を実践しやすくなる。

現在筆者はダンベルを3セット持っていますが、トレーニング法のバリエーション・スペース・コストの面から考えても、これ以上は必要ないと考えています。

必要なダンベルの数は人によって異なるでしょうから、適宜「もう1セットダンベルがあったらどうなるか」をシミュレーションして購入するようにしましょう。

実は初心者向け!「バーベルセット」

次におすすめしたいのは「バーベルセット」です。長い棒(バーベルシャフト)に大小のプレートを組み合わせて重量を設定できるのがバーベルセットです。

「バーベルなんて本格的な器具、まだ筋トレを始めたばかりなのに必要ないよ」と思う人も多いのではないでしょうか。しかしそれは間違いです。

実はダンベルによる筋トレよりも、バーベルによる筋トレの方が初心者向けなのです。

バーベルセットのメリット

代表的な筋トレ種目であるベンチプレスを例にとってみましょう。

ダンベルベンチプレスはバーベルベンチプレスよりも胸の可動域を大きくできるというメリットがありますが、重量が上がるほどダンベルを安定させるのが難しくなるというデメリットがあります。

中級者以上ならうまくコントロールできますが、初心者の場合はそのために余計な力が入って胸のトレーニングに集中できない可能性があります。

これに対してバーベルを使ったベンチプレスなら1本のバーベルシャフトを両手で持つので、安定性が格段に高まります。試しに2つのダンベルを使ってベンチプレスをやってみる場合と、1つのダンベルの両端を持ってベンチプレスをやってみる場合を比べてみてください。圧倒的後者の方がやりやすいはずです。

中級者以上ならうまくコントロールできますが、初心者の場合はそのために余計な力が入って胸のトレーニングに集中できない可能性があります。

これに対してバーベルを使ったベンチプレスなら1本のバーベルシャフトを両手で持つので、安定性が格段に高まります。試しに2つのダンベルを使ってベンチプレスをやってみる場合と、1つのダンベルの両端を持ってベンチプレスをやってみる場合を比べてみてください。圧倒的後者の方がやりやすいはずです。

確かにバーベルで行う方が多少可動域は狭まりますが、初心者はそれよりも「きちんと目的の筋肉に刺激を与える」という感覚を覚える方が重要です。

ベンチプレス以外でもスクワットデッドリフトベントオーバーローイングやショルダープレスなどがダンベル種目よりもバーベル種目の方が簡単です。どれもメイン種目となりうる種目なので、筋トレにバーベルを導入するメリットは大きいといえます。


またダンベルに比べて扱える重量が圧倒的に大きくなるのも、バーベルを購入するメリットです。

特に大きな筋肉を使う種目やたくさんの筋肉を使う種目は、すぐに取扱重量も大きくなります。BIG3(ベンチプレス、スクワットデッドリフト)やベントオーバーローイングはその典型です。

確かにダンベルシャフトに大きなプレートをつければある程度の重量にすることはできますが、ダンベルによる筋トレの安定性を考えると、高重量になる程怪我のリスクは高まります。

バーベルを使えば安全かつ高強度の筋トレが、より初心者の段階からできるようになるのです。

バーベルセットのメリット

  • 筋トレがより簡単に、安全に行える。
  • 高重量種目が行いやすくなる。

バーベルセットのデメリット

ただしバーベルセットにもデメリットはあります。

第一にダンベルに比べてコストがかかるという点です。バーベルセットは通販サイトで「30kgバーベルセット」「140kgバーベルセット」などで販売されていますが、30kgバーベルセットでおおよそ6,000円~1万円程度、140kgセットでおおよそ25,000円~35,000円程度必要です。

第二にダンベルに比べて必要なスペースが3倍近くになるという点です。

プレートを省スペースで収納できるプレートラックなどを購入すれば比較的スペースを節約できますが、それでもダンベルと合わせるとかなりのスペースになります。コストよりもこちらの方が問題で、自宅のスペース次第ではバーベルセットの導入は絶望的に難しくなります。

この問題を解決するには、バーベルセットの収納方法だけでなく、現在の自宅のスペースの効率化も必要です。このコストとスペースの問題は、以下で紹介する大半の器具につきものです。筋トレを本格的に楽しみたいのであれば、財布と知恵をしぼるしかありません。

もしバーベルセットの収納がどうしても難しいようであれば、バーベルシャフトだけを購入するのもおすすめです。

ダンベルのプレートをバーベルシャフトにつけかえるだけでも筋トレの質は上がりますし、バーベルシャフトだけなら壁に立てかけておけるのでスペースも必要ありません。あるいは「EZバー」や「トライセプスバー」だけを購入する方法もあります。これらについては後で紹介しています。

バーベルセットの選び方

バーベルセットは通販サイトで「30kgバーベルセット」「100kgバーベルセット」などで販売されています。例えば以下のようなセット内容です。

バーベルシャフト 10kg×1本
20kgプレート×2枚
15kgプレート×2枚
10kgプレート×2枚
7.5kgプレート×2枚
5kgプレート×2枚
2.5kgプレート×4枚
1.25kgプレート×4枚
(合計140kg)

プレートの種類が増えるほど微妙な重量変更ができるようになりますが、それだけ重量を計算するのに頭を使うので、自分にあった各メーカー・各商品を選ぶ必要があります。

もちろん軽い重量から自分でプレートを買い足す方法もありますが、そちらの方がコストがかさむので注意が必要です。筆者は30kgバーベルセットから始めて徐々に買い足す方法をとりましたが、最初から100kg~140kgセットを購入すればよかったと感じています。

またバーベルシャフトにはいくつか長さの種類があります。具体的には160cm、180cm、200cm、220cmなどです。

バーベル種目をきちんとやりたいのであれば、少なくとも180cm以上のものを選びましょう。筆者は部屋の広さから180cmのものを選びましたが、可能ならば200cm以上をおすすめします。

なぜならばシャフトが長いほど持つ部分も広くなるため、いろいろな種目に対応しやすくなるからです。自宅の広さに余裕のある人は、ぜひ検討してみてください。

ベンチプレスとスクワットをレベルアップ!「スクワットラック&セーフティーバー」

おすすめ器具の3つ目と4つ目は、できればセットで購入したい「スクワットラック」と「セーフティーバー」です。

ベンチプレスとスクワットを強化しよう!「スクワットラック」

スクワットラックはバーベルを置くための器具です。バーベルを置くための器具には他に「パワーラック」や「ハーフラック」と呼ばれるものがありますが、これらは高価な上にとてつもないスペースが必要になります。

スクワットラック→ハーフラック→パワーラックの順に高価になり、必要なスペースも大きくなりますが、それと同時に筋トレもしやすくなります。

ただしここではスペースの観点で現実的なスクワットラックの購入をおすすめします。

スクワットラックのメリットは、ベンチプレスとスクワットが格段にやりやすくなる点です。スクワットラックがなくてもベンチプレスとスクワットができないわけではありませんが、大きな重量を扱うのはほぼ不可能です。

例えばスクワットの場合、地面に置いてあるバーベルを持ち上げ、背中に担がなくてはなりません。仮に下半身の反動を使うとしても、この時メインに使う筋肉は背中や肩の筋肉です。

これらは基本的に下半身の筋肉よりも小さく力も弱いので、スクワットで本来挙げられる重量を持ち上げろというのは無理な相談です。結果軽い重量でしかスクワットができず、下半身はいつまでも細く弱いままになってしまいます。

スクワットラックを使えばすでに高い場所からスクワットがスタートできるので、この問題は一瞬で解消されます。ベンチプレスでも高重量になる程ラックなしにスタートポジションまでバーベルを持っていくのが難しくなります。

ベンチプレスとスクワットはデッドリフトと合わせて筋トレの「BIG3」と呼ばれるほど重要な種目です。その質を格段に上げるスクワットラックは、かっこいいカラダを作るためには必須の器具といえるでしょう。

スクワットラックのメリット

  • ベンチプレスとスクワットが行いやすくなる。

限界まで追い込めるか?「セーフティーバー」

セーフティーバー(ベンチセーフティーとも)は、ベンチプレスやスクワットで限界を迎えてもう挙げられなくなったときに、安全にバーベルを置くための器具です。

様々な商品がありますが、下手をすれば大怪我につながる器具ですので、できるだけ剛性の高い(値段も高い)商品をおすすめします。上の動画では4分30秒ごろから紹介されています。

セーフティーバーのメリットは「限界まで追い込める」という点に尽きます。

セーフティーバーがなく、追い込みすぎて潰れてしまう(ラックに戻せない)という不安があると、どうしても追い込みきれません。しかし私たちの筋肉のうち、もっと筋肥大しやすい筋繊維は限界まで追い込んだときに最も刺激されます。

逆に言えば限界まで追い込めていなければあまり刺激されないため、筋肉の成長も遅れてしまうのです。これを防ぐためには、安心して限界まで追い込めるセーフティーバーの存在が必要不可欠です。

セーフティーバーのメリット

  • ベンチプレスやスクワットを限界まで追い込める。

スクワットラックとセーフティーバーはセットで使うことで真価を発揮します。購入する際はぜひ同時購入をおすすめします。

腕・肩の筋トレに効果大!「EZバー」

5つ目に紹介する器具は「EZバー(もしくはWバー)」と呼ばれる器具です。

EZバーは通常のバーベルシャフト(ストレートバー)と違い、持つ部分がジグザグに波打っています。一般的に長さは短く、120cm程度しかありません。

そのため高重量を扱う種目には適していませんが、スペース面ではストレートバーよりも省スペースなので、どうしてもストレートバーは部屋に置けないという人にもおすすめです。

EZバーのメリットは大きく2つあります。

1つ目のメリットは自然な手首の角度で持つことができるという点です。

例えば上腕二頭筋の種目であるバーベルカールをストレートバーで行うと、どうしても手のひらは真正面を向きます。この状態で腕をまっすぐに伸ばして上腕二頭筋をストレッチしようとすると、完全には伸びきらないはずです。

それは手首が本来あるべき方向に向いていないからです。私たちの腕は手のひらを若干内側に向けた時に、最も自然に伸びます。この角度をアームカール中に実現するのがWZバーなのです。

これが2つ目のメリットにつながりますが、それは筋トレの質が上がるという点です。

しっかりと筋肉をストレッチできるということは、筋肉全体をまんべんなく鍛えられるということです。そのためEZバーを使ってバーベルカールを行うと、ストレートバーで行うよりも高い質のトレーニングができるのです(フォームがきっちりできていることが前提)。

EZバーはバーベルカール以外にも三角筋の種目であるアップライトローイングやショルダープレスにも効果を発揮してくれます。また次に紹介するトライセップスバーよりは効果は低くなりますが、フレンチプレスやライニングトライセップスエクステンションなどにも効果があります。

EZバーのメリット

  • 自然な手首の角度で持つことができる。
  • 筋トレの質が上がる。

デメリットとしてはストレートバーほど長くないので、高重量種目には向かない点です。そのため高重量でスクワットやベンチプレスをやりたい人は、どうしてもストレートバーが必要になります。

上腕三頭筋特化型シャフト「トライセップスバー」

6つ目に紹介する「トライセップスバー」はほぼ上腕三頭筋に特化したバーベルシャフトだといってもいいほど、上腕三頭筋の種目に効果を発揮する器具です。この器具もEZバー同様、自然な手首の角度と筋トレの質向上が期待できます。

例えば上腕三頭筋の種目であるライニングトライセップスエクステンションをストレートバーで行うと、どうしても手首を不自然な方向に向けざるを得ません。人によってはこの種目をやると手首が痛くなるからできないという人もいるでしょう。

手首への負担を減らすには肘を開く必要がありますが、肘を開くほど負荷が上腕三頭筋から抜けてしまい、筋トレの質が低下してしまいます。

これに対してトライセップスバーは持つ部分が縦になっているので、上腕三頭筋に負荷をかけるのに最も適した角度で持つことができます。そのため手首への負荷が和らぐだけでなく、上腕三頭筋に負荷を集中させて筋トレの質を上げられるのです。

トライセップスバーはこのほかにナローベンチプレスやフレンチプレスといった上腕三頭筋種目、前腕筋群の種目であるハンマーカールでも効果を発揮します。前掲の動画ではこのほかにデッドリフトやプルオーバーなどでの活用方法も紹介しています。

トライセップスバーのメリット

  • 上腕三頭筋種目において自然な手首の角度で持つことができる。
  • 上腕三頭筋種目の質が向上する。

トライセップスバーのデメリットは、上腕三頭筋に特化しているがためにそれ以外の筋肉を鍛えるのにはあまり向いていないという点です。

もちろん全く役に立たないわけではありませんが、種目のバリエーションを考えるとトライセップスバー1本よりもストレートバー1本の方が多様な種目に挑戦できます。したがって上腕三頭筋を強化したい人や、上腕三頭筋種目で手首に不安を感じている人向けの器具だといえるでしょう。

安全に高重量種目ができる!「パワーベルト」

7つ目におすすめしたいのは「パワーベルト(トレーニングベルト)」です。これは腰に巻いてお腹に力を入れやすくする(腹圧をかけやすくする)ためのもので、布製のものや革製のものなどがあります。

スクワットやデッドリフト、ベントオーバーローイングなど腰に負担がかかる種目を行う場合、腹圧が抜けて背中が曲がってしまうとあっという間に大怪我につながります。下手をすれば二度と筋トレができない体になりかねません。パワーベルトはこのようなリスクを比較的低くして、安全に筋トレができるようになるためのグッズです。

パワーベルトのメリット

  • 腹圧がかけやすくなる。
  • ケガの防止になる。

パワーベルトの性質上、低い重量を扱っているうちはこのグッズを使う必要はありません。むしろパワーベルトなしで行って、腹圧のかけかたを覚える方が重要です。

筆者は目安として、自分の体重以上の重量を扱うようになってからパワーベルトを使うようにしました。

本格的に筋トレをしている人からすれば、デッドリフトやスクワットでの自分の体重は非常に軽い重量です。しかし自宅で一人で筋トレをしている筆者にとって、フォームが崩れたり、怪我をしそうな状況になったりしたとき、頼れるのは自分だけです。たとえ軽い重量でも、安全性を高めるに越したことはありません。

したがって危険や不安を感じる場合は自分の体重以下の重量でも、パワーベルトを使うべきだといえます。パワーベルトを装着する手間と、自分が感じる危険や不安を天秤にかけて、妥当だと思える重量で使用するようにしましょう。

握力への負担を大幅軽減!「リストラップ」

8つ目に紹介するのは「リストラップ」といって、手首とダンベルやバーベルに巻きつけて使うグッズです。動画では革製のものが紹介されていますが、安価な布製のものでも十分効果を発揮します。リストラップはダンベルやバーベルの筋トレで高重量を扱うとき、目的の筋肉よりも先に握力が限界を迎えないようにするためのものです。

例えばベントオーバーローイングやワンハンドダンベルローイング、デッドリフトやショルダーシュラッグをするときに抜群の効果を発揮します。これらの種目は基本的に大きな筋肉に刺激を与えるのが目的ですが、握力を司る前腕の筋肉はこれらの筋肉に比べて圧倒的に小さくなっています。だからどうしても先に限界を迎えてしまうというわけです。

リストラップのメリット

  • 握力のサポートをしてくれる。
  • 目的の筋肉をしっかり追い込める。

「こんな細長い革や布で、そんなに変わるのか?」と思うかもしれません。筆者もリストラップを購入する前はそう思って購入していませんでした。

しかし本当に筋肉を大きくしたいのなら、安いものでも構わないのであれこれ考えずに買うべきです。それくらいリストラップが及ぼす効果は絶大です。

デメリットと呼ぶべきデメリットもなく、あるとすれば前腕が強化できないくらいです。しかしこれも軽い重量ではリストラップなしで行い、メインの重量になってからリストラップを使うなどの対応をとれば問題ありません。

背中を高強度で鍛えよう!「チンニングスタンド」

9つ目に紹介するのは「チンニングスタンド」です。チンニングとは懸垂のことで、チンニングスタンドは懸垂マシンと呼ばれることもあります。

チンニングスタンドを購入するメリットは、ひとえに「チンニングができるようになること」です。「それだけ?」と思うかもしれませんが、筆者はチンニングができる環境にあるかどうかは体づくりにおいて非常に重要だと考えています。

チンニングは主に広背筋に負荷がかかる種目ですが、手の幅や向きによっては僧帽筋、上腕二頭筋などにも負荷をかけられる種目です。一般的なBIG3といえばベンチプレス、スクワット、デッドリフトですが、デッドリフトの代わりにチンニングを個人的なBIG3に数える人もいるほど、広く分厚い背中を作るには効果的な種目とされています。

チンニング最大のメリットは怪我のしにくさです。背中に高い負荷をかけられる種目といえばデッドリフトやベントオーバーローイングなどですが、これらは背中を前傾させて行う種目なので、どうしても腰への負担が大きくなってしまいます。

パワーベルトを使えばその負担も緩和されますが、それでも一定の危険をともなう種目であることには変わりありません。

これに対してチンニングは背中と腕を使って体を引き上げる種目なので、腰への負担はほぼありません。慣れてくればディッピングベルトというグッズを使って荷重をかけることもできますが、自重で行うだけで全体十分の負荷がかかります。

かなりの高強度種目にもかかわらず、他種目に比べて圧倒的に安全なのです。筆者は学生時代に腰を痛めており、もともとあまり腰が強くありません。そのため背中の筋トレメニューはチンニングを中心に組んでいます。

チンニングスタンドのメリット

  • チンニングができる。
  • チンニングは背中の高い負荷がかけられる。
  • チンニングが怪我のリスクが小さい。

ただチンニングスタンド、チンニングともにデメリットもあります。

チンニングスタンドはここで紹介する器具&グッズのうち、バーベルセットに次ぐスペースを必要とします。
安定性の高い高価なチンニングスタンドほど土台部分のサイズが大きくなるので、ものによってはバーベルセットよりも大きなスペースをとる可能性もあります。

購入の際は必ずチンニングスタンドの大きさと自宅のスペースをチェックするようにしましょう。

一方チンニングのデメリットは「負荷が強すぎる」という点です。

チンニングは基本的に自重からスタートする種目です。ゴムチューブなどを使って負荷を軽くする方法もありますが、まずは自重できっちり追い込めるようになることが第一条件です。

そのため「最近背中の筋トレを始めた」という人には、チンニングもチンニングスタンドの購入もおすすめしません。単純に器具を使えないからです。

少なくともワンハンドダンベルローイングで体重の半分、ベントオーバーローイングなら体重分の重量を扱えるようになってから、チンニングスタンドを購入するのが無難です。

アブストラップ

チンニングスタンドを購入した人には「アブストラップ」もおすすめです。解剖学用語で「腹」は英語で「abdomen(アブドメン)」と言いますが、アブストラップのアブはここからきています。すなわちアブストラップは腹筋を鍛えるためのグッズなのです。

アブストラップはチンニングスタンドに引っ掛け、輪になった部分に腕を通して使います(上の動画では50秒頃から)。ストラップの紐部分を手に持ち、体を浮かせます。

この状態から腹筋を使って脚部を持ち上げていき、上下運動を繰り返します。これは「ハンギングレッグレイズ」と呼ばれる種目で、膝を曲げたり、脚部を高く挙げたりすることで強度の調整が可能です。

これ1種目で腹直筋の下部から上部までを一気に鍛えられるので、腹筋のトレーニングの効率化が期待できます。

筆者はハンギングレッグレイズを始めるまで、シットアップやクランチ、レッグレイズやニーアップ、サイドベントなどを行っていましたが、なかなか思うような筋肉痛を感じられませんでした。しかしハンギングレッグレイズだけに腹筋の種目を絞ったところ、毎回かなり強い筋肉痛を感じられるようになりました。

チンニングスタンドを購入した人は、ぜひアブストラップを同時に購入して、腹筋種目の最適化をしましょう。

アブストラップのメリット

  • ハンギングレッグレイズができるようになる。
  • ハンギングレッグレイズは1種目で腹直筋全体を鍛えられる。

アブストラップのデメリットは、ハンギングレッグレイズ以外には役に立たないという点です。もし現状で腹筋種目に満足しているのであれば、購入の必要はないでしょう。

まとめ:新しい器具&グッズはモチベーションも高める!

ここまで10個の器具&グッズを紹介してきましたが、これらにはもう1つ非常に重要なメリットがあります。それは「モチベーションアップ」です。

新しい器具を買い、新しい種目を行ったり、筋肉への新しい刺激を感じたりすれば、メラメラとモチベーションが上がってくるのを感じるはずです。筋トレにおいて継続は最も重要な条件ですが、モチベーションはこれを強力にサポートしてくれます。

ダンベルだけのトレーニングにマンネリを感じてきたらぜひここで紹介した器具&グッズを購入して、新たな筋トレの楽しみを見出してください!

  • この記事を書いた人
直人鈴木

鈴木 直人

筋トレ歴4年のホームトレーニー。本業はライター。新しいサプリを試すときは、まずスポーツ栄養学の専門書から入るタイプです。実際に試したトレーニングや器具の効果、食事からサプリやプロテインについて、科学的根拠をもとに初心者にも分かりやすく解説します。

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