自宅筋トレ歴4年の男が感じたパーソナルトレーニングのメリットとデメリット

投稿日:

自宅筋トレメインのホームトレーニー
筆者はこの夏で自宅での筋トレを始めて丸4年になります。

自室には筋トレ器具が一通り揃っており、近所の公営のスポーツセンターに行くよりもバラエティ豊富な筋トレができるようになっています。

そのため筋トレを始めた当初に少しだけフィットネスジムに通った以外は、ジムに行くこともパーソナルトレーニングを受けることもありませんでした。

しかし先日、ほんの出来心でパーソナルトレーニングを受けてみたところ、思わぬ刺激を受けて帰ってきたのです。

ここでは筆者が丸4年間一度もパーソナルトレーニングを受けてこなかった理由=筆者が考えるパーソナルトレーニングのデメリットと、今回初めてパーソナルトレーニングを受けたことで感じたメリットについて紹介します。

パーソナルトレーニングは「いろいろ面倒」

まずは筆者がパーソナルトレーニングを受ける前に、半ば先入観で感じていたデメリットについて説明します。これは筆者が4年間、自室にこもって筋トレをし続けていた理由でもあります。

1.相性の良し悪しが大きく影響する

パーソナルトレーニング
パーソナルトレーニングは、パーソナルというだけあってトレーナーとトレーニーのマンツーマンで行うトレーニングです。

そのためトレーナーの説明の仕方が自分にとってはわかりにくいとなれば、他に教えを乞う相手はいません。

そうなると一向に正しい筋トレが身に付かなかったり、効果が出ない可能性も十分あり得ます。

またパーソナルトレーニングの目的は筋トレを教えてもらうことですが、かといってトレーニング中に筋トレの話しかしないわけではありません。インターバルの間には何か世間話をしたりもするでしょう。

その際の話題のチョイスやテンションが合わなければ、パーソナルトレーニングに通うモチベーションにも悪影響が出ます。

筋トレは同じ内容を一定期間続けなければ成果が出ないため、これは大きな問題になります。

このようにパーソナルトレーニングはトレーナーとの相性が、筋トレの楽しさや成果に直結しています。

トレーナーとの相性が良いか悪いかは、何回かトレーニングを重ねなければわかりませんから、パーソナルトレーニングの最初の何回かはある意味でギャンブルのようなものなのです。

2.単純にコストが高すぎる

お金
しかも「相性が悪いと筋トレが楽しくなかったり、成果が出なかったりする」というリスクがあるにもかかわらず、パーソナルトレーニングのコストは非常に高くなっています。

入会金だけで数万円、週2回のペースで通うと1ヶ月で10万円弱かかるというところが大半です。

しかもトレーナーに実績があるとなると話は別で、1ヶ月で15万円前後かかるジムもあります。

もちろんこれらのパーソナルジムが不適切な価格設定をしていると言いたいわけではありません。

様々なトレーニングの理論を学び、それを自身の体やクライアントとのトレーニングで実践して蓄積してきたノウハウを教えてもらうのですから、相応のコストを支払うのは当然です。

しかし筆者は筋トレにしろ、ダイエットにしろ、いずれもすでに独学である程度の成果を出しているため、わざわざ高いお金を払ってパーソナルトレーニングを受ける必要性がありません。

そのためパーソナルトレーニングを受ける前の筆者の金銭感覚からすると「トレーナーと合わなかったら無駄になるかもしれないコストとしては高すぎる」と感じざるを得ませんでした。

3.そもそもパーソナルジムに行くのが面倒である

また自宅から気軽に通える距離(徒歩圏内)にパーソナルジムがないというのも大きなデメリットでした。

筆者は自室に筋トレ器具が一式揃っているため、着替えさえすれば移動時間0分で筋トレをスタートさせられます。

一方でパーソナルジムはターミナル駅近隣まで移動しなければならないため、移動時間はもちろん交通費までかかります。

この点でパーソナルジムには大きなディスアドバンテージがあるのです。

パーソナルトレーニングを受けてみた結果

以下の3つのデメリットを理由にパーソナルトレーニングを受けてこなかった筆者ですが、4年間の自宅で筋トレを続けた結果、マンネリ化を感じていたのも事実でした。

  1. 相性の良し悪しが大きく影響する
  2. 単純にコストが高すぎる
  3. そもそもパーソナルジムに行くのが面倒である

そこで、パーソナルジムが実施している体験トレーニングを試しに受けてみることにしました。結果、パーソナルトレーニングにはかなりのメリットがあることに気づいたのです。

以下では、そのたった1回60分の体験トレーニングですら感じることができた、パーソナルトレーニングの4つのメリットを解説していきましょう。

パーソナルトレーニングのメリット

  1. 「できている」という思い込みを修正してもらえる
  2. モチベーションが維持しやすい
  3. 自分の体型や体質に応じた指導が受けられる
  4. 限界重量を超えやすい

1. 「できている」という思い込みを修正してもらえる

正しいフォームで出来ているか客観的にチェックしてもらえる
自宅で一人で筋トレをしていると、正しいフォームややり方でできているのかどうかを決めるのは自分です。

しかし素人である以上、それが本当の意味で正しいフォームややり方なのかを判断することはできません。

一方、パーソナルトレーニングを受けると、プロのトレーナーの目でチェックしてもらえます。

そのため自分では「できている」と思い込んでいることでも、客観的な視点でアドバイスを受けられるのです。

実際筆者はパーソナルトレーニングの際に、自分では得意種目だと思っていたベントオーバーローイングで間違いを指摘されました。

それまでは上体が床とできるだけ平行になるように傾けていたのですが、「それでは広背筋よりも僧帽筋が鍛えられてしまうので、もう少し上体を起こして、太もものラインに沿ってバーベルを動かしてみてください」というアドバイスをもらったのです。

言われた通りにやると、今まで感じたことのないような刺激が広背筋に入るうえ、取扱重量も大幅にダウンしました。

自信満々でベントオーバーローイングを始めたので少し恥ずかしい思いもありましたが、それよりも広背筋に強い刺激を感じられたのが嬉しくて、その後も広背筋が限界を迎えるまで何度もフォームをチェックしてもらいました。

2.モチベーションが維持しやすい

トレーナーが目標設定してくれるので頑張れる
自宅筋トレのモチベーションを維持できるかどうかは、すべて自分次第です。

例えば1セットの目標重量や目標回数を設定するときも、自宅筋トレでは自分で設定する必要があります。

するとその日の気分によって目標のハードルが変動してしまい、「今日は○○回上がればいいかな」などと妥協する可能性も生じます。

しかし目標をトレーナーに設定してもらって、さらには「○○さんなら楽勝ですよ」などと言われようものなら、「絶対に達成してやる!」と気分も盛り上がります。

これは長期の目標でも同じで、自分では達成が難しいように思う目標でも「○○さんなら大丈夫です!」と言われれば「頑張ってみようかな」と思います。

パーソナルトレーニングのたびに励まされればモチベーションも維持できるでしょう。

また子供じみているかもしれませんが「褒めてもらえる」というのも、モチベーション維持に大きく影響します。

設定された目標に向かって全力を尽くして達成すれば、トレーナーは「よく頑張りましたね!」「いいですね!この調子でいきましょう!」と褒めてくれます。

これは4年間、黙々と自室で筋トレをしていた筆者には新鮮な体験でした。褒められるともっと頑張りたくなるのが人間の性。「次も頑張ろう!」とモチベーションが上がります。

このようにしてモチベーションを管理してもらえるというのは、パーソナルトレーニングの大きなメリットだと言えます。

3.自分の体型や体質に応じた指導が受けられる

自分の体型や体質に合った指導が受けられる
YouTubeや雑誌、書籍などで解説されている筋トレは、不特定多数に向けて発信されているため一般論に終始しがちです。

そのためこれらの媒体から自分に必要な筋トレが何かを知るのは至難の技です。

これに対してパーソナルトレーニングのパーソナルたる所以は、一般論に終わらない個人的な指導が受けられる点にあります。

「○○さんがより生活を快適に送るための筋トレ」「○○さんがより自信が持てる体型になるための筋トレ」など、体型や体質、目的に応じた筋トレや食事の方法を教えてくれるのです。

筆者が体験トレーニングの際、特に指摘されたのは以下の2点でした。

指摘内容 提案された解決策
肩を前に巻いて猫背になりがちなので、血行不良になりやすい。 大胸筋と三角筋前部のストレッチのほか、背中や三角筋後部の筋トレにも力を入れるべき。
股関節の柔軟性が圧倒的に不足しているので、スクワットやデッドリフトの動作に支障が出ている。 ストレッチや足幅を広くとったデッドリフトで柔軟性を高めるべき。

このあと各部位のストレッチのやり方や、肩関節の柔軟性を高めながら筋力も鍛えるアップライトローイングのフォーム、足幅を広くとったデッドリフト(スモウデッドリフト)のやり方についても指導を受けました。

目的に応じてフォームにアレンジを加えられるのは、様々なフォームを知っているパーソナルトレーナーだからこそできることでしょう。

4.限界重量を超えやすい

限界重量を超えやすい
自宅筋トレでは基本的に1人で筋トレをするので、高重量の種目には常に危険がつきまといます。

そのため無意識のうちに重量や力をセーブしてしまい、本当に危険な状態になる前に自分の限界を決めがちです。

しかしパーソナルトレーニングでは、明らかに自分よりも力のあるトレーナーが補助に入ってくれるため、不安感はほとんどゼロに近くなります。

結果自分でも驚くような力が発揮されるのです。

実際筆者も、自宅筋トレのベンチプレスでは80kgを2〜3回挙げるのが限界だったにもかかわらず、体験トレーニングでは90kgを2回、100kgをラックアップすることができました。

このように精神的な限界を突破しやすいという点も、パーソナルトレーニングの大きなメリットと言えるでしょう。

それでも自宅で筋トレをする理由

格安の体験トレーニングでここまでのメリットを感じたのですから、おそらく数ヶ月パーソナルトレーニングに通い続ければさらに大きなメリットが得られるはずです。

しかし筆者は体験トレーニングのあと、一度もパーソナルトレーニングを受けていません。

その理由はシンプルです。すなわち、たとえたくさんのメリットがあったとしても、体験トレーニングに行く前に感じていたデメリットは解消されていないからです。

筆者の場合相性は問題なさそうでしたが、コストや移動時間の問題はどうしても無視できませんでした。結果、今も自室で1人、筋トレに勤しんでいます。

しかしパーソナルトレーニングに行ったことが無駄だったとは全く思いません。

トレーナーの指摘を意識したり、トレーナーにすすめられた筋トレやストレッチを取り入れることで、以前感じていたマンネリは完全に解消され、筋トレを楽しむ気持ちが戻ってきたからです。

そのため再びマンネリを感じるようになったら、次はちゃんとジムに入会して、1〜2ヶ月程度通ってみることも視野に入れています。

パーソナルトレーニングでマンネリを打破しよう

筆者は結局1回の体験トレーニング以降、自宅での筋トレに戻ってしまいました。

しかしなかにはパーソナルトレーニングのデメリットよりもメリットの方が大きいと感じる人もいるはずです。そのような場合はジム通いを検討しても良いでしょう。

また筆者のように自宅での筋トレにマンネリを感じている人には、体験トレーニングや短期間の利用がおすすめ。きっと筆者と同じような体験ができるはずです。

パーソナルトレーニングの使い方は人それぞれ。自分に合った方法で活用し、より充実した筋トレライフに役立てましょう。

パーソナルジム・プライベートジムおすすめ比較ランキング
パーソナルジム・プライベートジムおすすめ比較ランキング!安い料金・女性向けのトレーニングジムを口コミレビュー

全国展開しているライザップ、24/7ワークアウト、エススリー、リボーンマイセルフ(旧シェイプス)の4社に体験潜入し(地域別では他社も体験)、実際にトレーナーさんからお話を聞き、ジム内部の見学をしてきま ...

  • この記事を書いた人
直人鈴木

鈴木 直人

筋トレ歴4年のホームトレーニー。本業はライター。新しいサプリを試すときは、まずスポーツ栄養学の専門書から入るタイプです。実際に試したトレーニングや器具の効果、食事からサプリやプロテインについて、科学的根拠をもとに初心者にも分かりやすく解説します。

おすすめ記事

筋トレサプリメント 1

日本人メジャーリーガーなどのプロスポーツ選手や、プレスラーYAMATOさん、ボクシング亀田兄弟、レイザーラモンHGさんなど筋トレをしている有名人には、サプリメントを積極的に飲んでいる人も少なくありませ ...

【コスパ・人気重視】HMBサプリおすすめランキング!効果・品質や口コミを比較 2

男性向けHMBサプリおすすめランキング【コスパ・人気重視】 筋トレといえば「プロテイン」というイメージがありましたが、最近ではHMB配合のサプリメントが注目を浴びていて、プロスポーツ選手などのアスリー ...

パーソナルジム・プライベートジムおすすめ比較ランキング 3

全国展開しているライザップ、24/7ワークアウト、エススリー、リボーンマイセルフ(旧シェイプス)の4社に体験潜入し(地域別では他社も体験)、実際にトレーナーさんからお話を聞き、ジム内部の見学をしてきま ...

筋トレ初心者はダンベルとフラットベンチを買うべき 4

筋トレを始めたばかりの人にとって、いきなりジムに通い始めるのはハードルが高いですよね。だからといって、筋トレグッズが全くない人が自宅でできるトレーニングは限られています。 ここでは自宅筋トレ歴4年の筆 ...

筋トレ初心者必見!レベルアップするために手に入れたい器具&グッズ10選 5

本サイトでは以前「筋トレ初心者必読!まず買うべき2つのグッズとおすすめの自宅筋トレメニュー10選」と題して、筋トレ初心者は1セットのダンベルとフラットベンチをまず買うべしと提案しました。 しかし残念な ...

ホームジムを作ろう!筋トレ器具・マシンの正しい選び方4つのポイント 6

筋トレをする人なら一度は夢見るホームジム。しかし自宅の環境にとびきり恵まれていない限り、「万人にとっての完全無欠のホームジム」を手に入れることはできません。 だからこそ会員制ジムやパーソナルジムが存在 ...

ホームジム 7

「ホームジムを作ろうと思って基本のフラットベンチとダンベルを買ったけれど、イマイチ筋トレが充実しない」そんな初心者ホームトレーニーは多いのではないでしょうか。 ここではホームトレーニング歴4年の筆者が ...

-筋トレ・ダイエットの知識, ジム・フィットネスクラブ

Copyright© 筋活ガイド , 2018 All Rights Reserved.